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笑羅
笑っている風羅の呼称。
一人で笑えば一笑羅。
百人で笑えば百笑羅。
山笑う。
花笑う。
山が緑に蘇るのも、
花の蕾が開くのも、
果実が弾けるのも、
みんな笑うという。
空晴れて空笑い、
月いでて月笑い、
風吹けば草笑い、野が笑う。
赤ん坊の笑い、
弥勒の笑い、モナリザの笑い。
無垢な笑いから、静かな微笑み、高らかな大笑まで。
万象あるがままを感受して、いのちが弾む・・・
ふうらの笑いはそんなふう。
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