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風話-5

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美しい水と、美しい闇があれば、
拾得さんの箒を借りて蛍を追い、
寒山さんの筆を借りて蛍を詠み、
・・・・・・・・・・・・・・
(6.24)


夜半にころころ、
あんずの実が屋根にころがり落ち、
何事かとびっくり。
これも六月の風物詩です
「日月をからくも枝にあるあんず」
(6.15)


2日に梅雨入り。
ネズミモチの花が盛りを過ぎ、
アジサイの玉が大きくなってきました。
いまはまっしろの美しさ。
これからの七変化が楽しみです。
(6.5)


ウグイスがまだウロウロし、
巣立ったばかりのシジュウカラの兄弟が、
甘えた声で鳴き、幼い枝移りをみせてくれます。
生命エネルギーに満ちた惑星に、
爆弾エネルギーなんかは要りません。
(5.30)


庭に一筋のドクダミの小径。
みどりの中の白い十字は美しいものです。
(5.28)


冬は筆が冷たく凍り、
夏は羽虫が硯に飛び込んできます。
若葉青葉のころは、
五感もみどりに茂って、
絵にも暮らしにも最適です。
(5.20)


なんだか草木の勢いが凄まじく、
あっという間に蔦に覆われてしまいました。
テッセンなどはムクゲの木にかけ登り、
3メートルほどの高みで12輪の花を咲かせています。
(5.6)


翁草は花を終えて、初々しい金髪(?)。
これから、ふさふさとした白髪に変わっていきます。
雨にけぶって、桐の花がはや高々と咲いていました。
やって来る夏鳥たちの動きも気になるところです。
(4.27)


ふと見ると、ふうらの何人かが帽子を被っています。
アオギリ、トチ、ハスなどの実や殻・・・
一日泊まっていった遠来の客に着せてもらったようです。
(4.18)


1人の花見、多勢での花見。
咲き始めもよし、花の盛りもよし、散り際もよし。
好きな時に、好きなふうに味わえます。
入学・就職の時期にも重なって、
単に桜を観るだけの行事ではなさそうです。
四季のみならず、
うつろいゆく春のただ中ですら、
桜の咲いている時空は、
なにやら特別のもののようです。
(4.7)


今年のウグイスは可憐な声をしています。
まだ完璧に囀れませんが、上達は早そうです。
(3.26)


陽気につられて犀川を散歩。
カワアイサが1組、キンクロハジロが1組、
コガモは笛のような声を出しながら、
ところどころで小群のディスプレイ活動。
遠くには、加越国境の雪の連山、
足下にはオオイヌノフグリ、シロバナタンポポ。
空に浮かんでいた白い月は、
夜には大きく見事な暈を見せてくれました。
(3.8)


啓蟄の翌日、虫たちに誘われるように、
もぞもぞこの世に這い出してきました。
もう半世紀もむかしのことです。
春の気配に、じっとしておれなくて、
一ト月も早く飛び出したらしいのです。
(画号・俳号の艸々子はそこからも来ています。
 前略という案配で人生が始まったのでした。)
瀬戸内には珍しく雪の降る午前。
今年は未明の春雷、雪との再出発になりそうです。
(3.7)


三月。
すっかり春らしくなりました。
翁草の芽も3〜5cmぐらいに伸び、
光の白酒をこくこく呑んでいます。
アザミもロゼットを大きく広げ、
黄水仙もつくつく葉を天に突き上げます。
(3.3)


ホームの画像は「天まで笑ふ」。
厳しい風雪の後の、万芽万笑の春はもうすぐ。
四十雀のさえずりも始まっています。
(2.22)


春蘭の花芽は、まだ固いみどり。
庭のふうらの頭には、白い鳥の糞。
(2.10)


今年の春は、
はらはらと六角形の結晶で降ってきました。
これからの雪は肉眼でも美しい結晶が楽しめます。
牡丹雪とまではいかなくても、芍薬のような雪、
六の花とはよく言ったものです。
(2.4)


雪間の麗らかな陽射し。
甘露、甘露とうれしくなります。
小鳥たちの声もどこか弾みます。
庭に置いたパン屑はまたたく間になくなります。
みんながんばってこの雪を生き延びましょう。
(1.27)


翁草の芽が3つ。
北陸は今日から寒波襲来、
はや、うっすらと降り積もった雪の下。
翁草とはいってもまだ赤ん坊、
暖かい産着にくるまって春を待ちます。
(1.19)


正月散歩は、いつもの探鳥コース。
山雀、四十雀、目白などが迎えてくれました。
小さな烏瓜の実がひとつ、
熟れたものはきれいに食べ尽くされています。
小鳥のものと思しきどんぐりの貯蔵庫も見つけました。
貯え主は忘れ果てたのか、入口には蜘蛛の巣。
その巣の主もまた見当たりません。
今年はなにやら小粒な竜の玉が、ふうらへのお年玉です。
(1.6)


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