風話
ふうら美術館は、ふうらたちのホームページです。
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いつでも、どこでも、だれでも。
それが、ふうらの三要素です。
インターネットはそれを可能にしてくれます。
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ふうらは本来、野に散らばっていく人々です。
そこで十年間、各地で展覧会をしてきました。
多くのふうらがそうして旅立っていきましたが、
野の四方に八方に、というわけにはいきません。
わたしの限界が、ふうらの願いを叶えられません。
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World Wide Web は、広大な野です。
すぐの遠くに、
遠くのすぐに、
だれでもがつながっています。
くらくらするような野一枚ですが、
くらくらしていても始まりません。
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野にあれば、
いつでも、どこでも、だれでもアクセス出来る、
思ってもみなかったことです。
野の哲学も変貌を迫られます。
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こうして、ふうらも新しい野の一歩を踏み出しました。
美術館という名称は、相応しくないのかもしれません。
作品自体よりも、ふうら自身に逢っていただきたいからです。
また、当座美術館と名乗る以上、
インタラクティヴなオンライン・ミュージアムとは何か、
どのように展開していけばいいのか、ということも今後の課題です。
