手毬二風羅
つきてみよひふみよいむなやこゝのとをとをとおさめてまたはじまるを
貞心尼が初めて良寛さんを訪れた時、
お土産に手製の手毬を持っていきました。
訪ねた人は留守でしたが、手毬に和歌を添えておくと、
返ってきたのが上の歌だったそうです。
貞心尼がいただいた教えに、ふうらも学びました。
旅のこころも、手毬のこころも、
ただに、ひふみよひむなやここのとを…
手毬ふうらを描き始めて四年目、
少し「一二三…」がわかり始めた頃の、
手毬デュエットの珍しい一作です。
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