ふうら草紙

草筆

水仙で描く



1月27日(2021年)に、ふうらの葉書が七千枚になりました。
筆はいただきものの水仙。

花の乏しい季節に咲く水仙は、筆としても魅力があります。寒の精神が水仙と遊びたがります。
実際に使ってみると、花茎が太いのであまり繊細な線は描けません。下の一枚は茎の筆で。



風羅



昨年の春に思いきって葉を使ってみました。丸い先端に墨をつけます。くにゃくにゃと柔らかいので、とんでもない線が躍りますが、案外面白い絵になったりしました。ただし、ふうらは難しく、鳥やら獏やら抽象やら…。



獏



それで今回はもう少し短く握ってトライ。墨も濃く磨ったせいか、微妙な線がコントロール出来ました。
葉の方が陰影屈曲のある線になるので、そのままふうらを描いて五人目が、通算七千人目のひとでした。



風羅



水仙の葉の思うように、ややコントロールを解くと、流動的な絵になります。
反古も増えますが、それもまた味があって、筆加減、草との二人三脚加減はいろいろ。



風羅



筆にしたのは日本水仙。描いた日には蕾だったのが、翌日文房の小瓶で開いていました。



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