ふうら草紙

草筆

半夏生で描く



七月一日が今年(2020年)の半夏生。夏至から十一日目に当たります。
七十二候の「半夏生ず」から来ていますが、この植物はサトイモ科のカラスビシャクのこと。別名半夏で、塊茎が生薬になります。
それとは別にこの頃に咲く植物にドクダミ科のハンゲショウがあります。半夏生、半化粧、片白草などの名。
白い穂状の花を咲かせ、葉の一部が鮮やかな白色になります。

  し ら し ら と 夜 も 魂 も 半 夏 生

夜の暗がりにこの花と葉を眺めた時に詠んだ句です。



風羅



知人からいただいたハンゲショウで描きました。七月最初の筆。もちろん一日の半夏生に。



二風羅



何枚か描くと、やはりこのような片白の衣服の〈ふうら〉が……。
でもこれでいっきにハンゲショウのムードに包まれて楽しくなります。



笑羅



そしてこのひと、「半夏笑」というわけではないのですが……。



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