白い露草





 9月17日


白いツユクサ。四年前に「道々何千個のツユクサを眺め眺めても、白は無いものだなあと感心していたら、最後に一つ、その辺りにさらに二つ、三つ」とツイートしたのと同じ場所に。それが道路向かいに飛んで大復活。





久々に同行した〈ふうら〉もましろい感動の面持。





白いツユクサに感激したけれど、農薬による変異だと知ってがっかりしたと仰る方がいる。たしかにこの辺りで白花のオオイヌノフグリを初めて見たこともある。農薬によるものかもしれない。同様にクローバーの四つ葉、五つ葉などもそういう奇形葉の可能性もある。

ぼくは異形のものが好きだから気にはならない。むしろマイノリティにエールを送りたい。弱者やピアニッシモな存在にこそ目を向け、耳を傾けたい。



日食  立春散歩




ふうら逍遥