1986年
17年前の正月2日の描き初めです。 金沢市の外れ、観法寺の友人宅の裏山。 曲がりくねった山径を抜けて、 平らな雪の美しい一画を見つけた友人が、 ――あそこにふうらを描いて! 雪の白さに吸い込まれるように飛び降りて、 からだを筆に仕立てて飛び跳ねながらの一枚。 描き終わると、夕陽が柔らかく雪を染めてきました。 この年から本格的にふうらを描き始めます。
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