ふうら草紙

翁草−2

翁草2


3月、光がおいしい季節に入ると、草の芽はうれしそうです。
2つだけだった翁草の蕾もどんどん増え、ついには16。
最初の蕾が花ひらいたのは26日、1ヶ月の少年時代でした。
うずのしゅげは、植物学ではおきなぐさと呼ばれますが
おきなぐさという名は何だかあのやさしい
若い花をあらはさないやうにおもひます。

まっ赤なアネモネの花の従兄、
きみかげそうやかたくりの花のともだち、
このうずのしゅげの花をきらひなものはありません。
と、宮沢賢治は童話で書いています。
花の頃は草丈15cm前後。うつぶせに静かに咲きます。
ふうらもかわるがわる愛でに訪れます。


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