10月7日 |
久し振りにふうらと散歩。 いつからかカメラも双眼鏡も持たず、iPhone だけをポケットに出かけるようになった。昔は、フィールド・ワークのような装備でいたこともあった。旅行はもちろん遠足や散歩にも、誰かふうらが一緒だった。 旅の達人のかれらが同行してくれると、何かよりよい按配で歩けそうな、見聞ができそうな気がするのだった。風景も広く深く遥かなものになる……。 ふうらの陶像は大きい方で300〜400g。この日は小さい方を二人。 道々あまり撮影スポットは無いように思ったが、森に入るとこんなきのこが生えていた。感慨深げな一人、嬉しそうな一人、それぞれ40g、30g。ともに白い色で、保護色のきのこの妖精みたいでもある。 ふうらと歩けば、ふうら目線になって、微細に風景に分け入る。自然と予想外の交歓を果たす。そういうことがある。 |