写真集「北條石佛」 2月16日 |
若杉慧「北條石佛」(筑摩書房)をネットで購入。 中学生の頃の羅漢寺境内が撮影されていて懐かしい。 記憶と記録。 そして現在の羅漢。 境内をぶらぶらするのがまた楽しくなった。 北条石仏を世に知らしめたこの一書、 口絵二葉カラー、本文白黒の大判豪華写真集、初版1500部。 著者の丁寧な考証解説もありがたい。 こんな一級資料が地元の図書館にないのは淋しい限り。 さて、待望の本はというと、 刊行年相応の状態とは注記にあったが、 カバーを外すとカビとホコリが凄まじく、 手入れをしているうちに初めの数ページがバラけてしまった。 刊行年相応は覚悟していたが、数千円の古書、 せめて本の清掃くらいは心がけてほしかった。 ま、バラバラを恐れずに愛読していくことに。 (追記:その後図書館には収蔵された) |
羅漢さんを揃えに 2月28日 |
午後、羅漢寺へ。 石仏を配列順に撮っていく。 データアルバムを作成するつもり。 顔のないひとも、胴体のないひとも、一体一体。 しゃがんだり、中腰になったりで、思わぬ汗をかいた。 本日はカメラの容量もあり、東側のみ。 259カット。 |
羅漢さんがそろた 3月3日 |
一日置いて西側の撮影。 足腰に疲れが残っているので、 一列を蟹歩きで撮り終えたりもする。 やれやれの222カット。 iPhotoに取り込んで列ごとにアルバム整理。 キーワードを幾つか割り当てて、 例えば髪の有る無しで検索すれば、 即座に東:有…97 無…99 西:有…63 無…88 コメントとキーワードをうまく使えば、 なかなか便利なデータアルバムになる。 |
若葉の羅漢 5月29日 |
羅漢寺のヤマボウシ。満開で見事。 若葉の羅漢。 日曜とあって人影もちらほら。 柔らかい陽射しに照る羅漢群。 この後、ぽつぽつと雨粒が落ちてきて、夕立。 帰途、酒見寺本堂で雨宿り。 |
五百羅漢千灯会 8月8日 |
境内に尺八の音、ローソクの灯り。 抹茶、綿菓子、かき氷の振る舞い。一年に一度の大賑わい。 浴衣姿の少女と羅漢と、ひとときの対面。 |
夕日の羅漢 10月13日 |
夕暮れの羅漢寺。 閉門が一時間早まっていたので慌てる。 刻々と表情を変える光と羅漢。 いつになく高速判断で飛び回り、10分間で27枚のカット。 |
羅漢雪譜 12月23日 |
雪が止んだ午後一時に境内へ。 足跡が少し。人影は無し。 雪の羅漢は二年振りだが、 今回は吹雪いたせいか雪の付き方が面白い。 相棒が「雪童子が抱きついている」と言った一枚。 |