晴れ羅漢たち





 12月26日


笑羅展搬入。





草画は50点余。ギャラリー右側は笑羅コーナーで、卓上には春の七草で描いた七笑羅。
陶像の笑羅は焼締めと野焼きの二人。もう一人ヤマラッキョウの杖をもった風羅。
床にもいろいろの草木で描いた笑羅たち。





ギャラリー左側はふうらの世界。卓上には北条石仏にちかく描いた草画を、床にはそれぞれきままなふうらたち。
額入りの本画は五点。和紙に貼った作品も一点。





羅漢場で笑羅といったらこのひと。で、笑羅展のあいさつをしてきた。

  花は笑む

  山も
  星も

  柘榴もからから

  笑い事ではない境遇からも
  微笑は零れ
  冗談は噴く





予報は一日曇り、搬入直前にはパラパラと雨も降ったが、やっぱりひととき光が差した。雨の出自の石仏だろうに、みんな晴れ羅漢。その影響をぼくも受けてるな。
ワビスケとサザンカが花盛りで、メジロたちが声を零しながら木々を飛び交っている。






青玄羅漢はどこだ  微笑み羅漢




北条石仏

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