2月3日 |
節分散歩してきた。家の外に咲くオニノゲシを見て、それから角のある二人の羅漢に会いに行った。途中、風にしゃらしゃらと鳴る棕櫚の唄を聴いた。 境内のベンチに座ってiPad miniを取り出し、Book Creatorで即興詩画集。 この角は、宇宙と交信するためのアンテナ。掌で触れて、感度とエネルギーを貰った。 今年の節分は、旧暦12月25日にあたり、蕪村の命日。鬼ではないけれど、大変な鬼才だ。羅漢寺にお連れするのは初めて。路次に牡丹の芽を愛で、境内で白梅の香を嗅いだ。石垣の陰に揺れる蝶の蛹の殻も見た。蕪村翁にこの羅漢群像を描いて貰いたい。 行きがけに蛹の殻を見かけたら、帰りがけに胡蝶侘助の一枝を頂いた。あの蝶が花になって現れたのかと想った。 (2016.2.3 Twitter投稿記事をまとめました) |