太祇百句

  炭太祇


太祇百句
 天明の俳句復興に尽くした、蕪村の俳友。
 江戸から京に上り、一時大徳寺にもいたが頓挫。
 晩年は島原遊郭の一角に不夜庵を結び、
 度々禁足俳句三昧に入ることが知られていた。
   句 を 煉 て 腸 う ご く 霜 夜 か な
 
 句は人事を詠んで精細絶妙。
 暖かい眼差しによって天明の人々が生き生きと活写される。
 性善良にして、俳鬼であり、不思議な人柄句柄。
 
   ※
 

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