1992年(金沢市自宅)
アルビレオ・・・・・賢治忌のトパーズとサファイアの輝き。西天。
アラマク・・・・・・天頂に静かなオレンジとブルーの美しい一対。
二重星団・・・・・・北のh星団が殊に輝く。185倍で中心部観望。
アンドロメダ星雲・・双眼鏡で広がった光芒。渦巻く心象。秋と修羅。
ミラ・・・・・・・・夏から殊に親しむ。極大過ぎの4等級。
オリオン大星雲・・・星雲の色うっすらと赤味!高倍率でも鮮明。
オリオン座δ星・・・・たっぷりと離れて、伴星の色青色で美しい。
1993年(イーハ陶房)
アルビレオ・・・・・低倍(25倍)での美しさは格別。星像が鋭い。
「花粉ぐらいの二つの星が童話のやうに婚約する」
土星・・・・・・・・高倍では視野から外れやすく、50倍で観望。
環を見るのが初めての人も幾人か。チタン、西。
「ぼくがあいつ(土星)を恋するために」
アンドロメダ星雲・・双眼鏡でもまあまあの見え味。25倍で茫と輝く。
「アンドロメダ、おまえのランプのアルコホル」
1995年(穂高町有明)
木星・・・・・・・・山際の一番星。蠍座から再び蛇使い座へ順行中。
天の川・・・・・・・安曇野の天の川。賢治忌の<銀河鉄道下り線>。
(白鳥の停車場から蜥蜴〜ケフェウス〜カシオペア
〜ペルセウス〜馭者まで)
アンドロメダ星雲・・ランプのアルコホルを噴かして遥かな闇を飾る。
昴・・・・・・・・・7人の座敷童子。いつの間にか一人いない?
ヒアデス・・・・・・7人の座敷童女。いつの間にか美しい舞姫が?