そう思って、いろんな草の花後をふうらに手折ってきましたが、
枯れ姿とは言えそれぞれの実の季節、本当は一番罪深いのでしょうか?
旅のふうらがその実をまたあちこちにばら蒔くのだ、
というのも勝手な言い分に過ぎないのかも知れません。
それでもなにやら、ふうらと草たちの親和を感じてしまいます。
ふうらがよく手にするのは、エノコログサの数種、ススキ、クローバー、
ヘラオオバコ、それにうす紅色の頃の美しいペンペングサなどです。
これまでに、かなりの種類の草花の世話になりましたが、
名前の分からないものがたくさんあります。
珍しい枯れ姿のものや、気に入っていたもの、
播磨のススキ、乗鞍のススキ、越後のムラサキエノコロなどと、
ところの草々もふうらともども旅立って、いまは手元に多くありません。
そのうちの幾つか、写真に収めてあるものをここに載せておきます。
どなたか草の名前をご存知でしたら、お教えください。
(画像をクリックすれば細部のアップ写真が出ます)