11月2日 |
サイト「ふうらかん」開設記念日。 当初は「ふうら美術館」という名称。 ふうらかんは、宇宙万象の中の個々の謂、そのシンボルとして(絵や像に)表現している。 風に破れやすき羅(うすもの)は、 風に消えやすきピアニッシモの音。 それら微にして妙なる存在を慈しみ、自ら全うしていきたいと念願している。 22周年記念日。小春日和に草地で佇むふうら二人。 黒いひとは珠洲の窯で焼かれた初期のふうらで、このところ文房の画作を見守ってもらっている。 茶色のひとは能登の山寺の窯で焼成。さきほどまで枯れたエノコログサを手にしていて、ここでアカマンマの杖に代えた。 ふうらは、やはり野が似合う。草でいきいきと蘇る。 |