泉井小太郎 春と石仏
[TOP]
[表紙]
[目次]
[前頁]
[次頁]
3
江戸末期の画人は
「四隣修竹擁柴門」と
竹藪を描いている。
境内に続く小径があり
あたりは田圃、
絵には見えないが
溜池もあったはず。
その溜池も埋め立てられて
近くを中国自動車道が走っている。
「古風石仏至今存」
田能村直入の眼にした
虚心の石仏は
そのままここにいるのだろうか。
※参考図版