イーハトーヴ・ソングブック

 宮澤賢治  泉井小太郎編




 賢治の童話に出てくる<歌・歌のようなもの>を集めてみました。
 いつも文庫全集をぱらぱら、あちらを繰り、こちらを繰り、
 いったいどれだけの歌が散らばっているものやら、
 全貌も掴めないままでいたのが、これですっきりしました。
 イーハトーヴの歌曲。じつにたくさんの歌がありました。
 宮沢賢治と、『大菩薩峠』の清澄の茂太郎は、
 ほんとうに天来の即興詩人・吟遊詩人なのですね。

   ※

 表紙の絵は、音座マリカの「セロ弾きのゴーシュ」、
 それにキツネ、ウメバチソウなどのカット。
 タイトル横で踊っているのは、宮沢賢治、
 「バララゲ・ダンス」はこう踊るんだ」と
 夢で教えてもらった、その姿です。


2013年4月3日発行 epub形式 100円


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六角文庫図書室には「借りたよ」ボタンがありましたが、80冊余の電子本の中で、最もボタンを押して貰ったのが『ラヴレター』でした。その次も、やはり賢治の『イーハトーヴ・ソングブック』。

初版は1999年9月25日。T-Time版。
金沢市の犀川上流にあるイーハ陶房で開かれたローカルな「賢治祭」に出品したものです。


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