イーハトーヴ・ソングブック 宮澤賢治 泉井小太郎編 |
賢治の童話に出てくる<歌・歌のようなもの>を集めてみました。 いつも文庫全集をぱらぱら、あちらを繰り、こちらを繰り、 いったいどれだけの歌が散らばっているものやら、 全貌も掴めないままでいたのが、これですっきりしました。 イーハトーヴの歌曲。じつにたくさんの歌がありました。 宮沢賢治と、『大菩薩峠』の清澄の茂太郎は、 ほんとうに天来の即興詩人・吟遊詩人なのですね。 ※ 表紙の絵は、音座マリカの「セロ弾きのゴーシュ」、 それにキツネ、ウメバチソウなどのカット。 タイトル横で踊っているのは、宮沢賢治、 「バララゲ・ダンス」はこう踊るんだ」と 夢で教えてもらった、その姿です。 |
六角文庫図書室には「借りたよ」ボタンがありましたが、80冊余の電子本の中で、最もボタンを押して貰ったのが『ラヴレター』でした。その次も、やはり賢治の『イーハトーヴ・ソングブック』。 初版は1999年9月25日。T-Time版。 金沢市の犀川上流にあるイーハ陶房で開かれたローカルな「賢治祭」に出品したものです。 |