吟遊 泉井小太郎(詩画集) |
何に駆られて 彷徨い出たか ・・・・・・・ どこ? なに? なぜ? 童子みたいに 歌うて問うた 七枚の絵と、七篇の詩による、詩画集です。 放浪、吟遊、漂泊の精神と、そのインプロヴィゼーション。 著者二十年の歳月を挟んでの、絵と詩のセッション。 (小さな詩本・ポエムレットです) |
一 童子みたいに
二 風が言うから
三 蝶を呼びたい
四 鳴くのは誰か
五 一人の祭で
六 そこらここらで
吟遊、放浪、漂泊などは、幼い頃からの憧れの言葉。 サーカスや旅芝居、虚無僧や托鉢僧には胸がどきどきしたものです。 芭蕉、惟然、井月、山頭火を慕って、 ブルースやジプシー・ソングにも惹かれてきました。 ふうらもまた旅する群像です。 |