吟遊

  泉井小太郎(詩画集)


  何に駆られて
  彷徨い出たか
  ・・・・・・・
  どこ?
  なに?
  なぜ?
  童子みたいに
  歌うて問うた

七枚の絵と、七篇の詩による、詩画集です。
放浪、吟遊、漂泊の精神と、そのインプロヴィゼーション。
著者二十年の歳月を挟んでの、絵と詩のセッション。
(小さな詩本・ポエムレットです)



一 童子みたいに 
二 風が言うから 
三 蝶を呼びたい 
四 鳴くのは誰か 
五 一人の祭で  
六 そこらここらで



   

 吟遊、放浪、漂泊などは、幼い頃からの憧れの言葉。
 サーカスや旅芝居、虚無僧や托鉢僧には胸がどきどきしたものです。
 芭蕉、惟然、井月、山頭火を慕って、
 ブルースやジプシー・ソングにも惹かれてきました。
 ふうらもまた旅する群像です。


詩画集(紙本poemlet)
A5判 20ページ 中綴じ小冊子
2015年11月15日
500円(税込)


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